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映画鑑賞とは

映画鑑賞とは、映画を観て味わうがごとく理解することです。基本的には映画館などの劇場、自宅などで行うものを指しています。さて、最近の映画鑑賞事情はどうなっているのでしょうか。統計的に映画鑑賞で一番多い方法は自宅でのテレビによる映画鑑賞とのことです。テレビさえあれば鑑賞可能なので、一番手軽で便利なのは確かです。

自分の観たい映画を選択できないという欠点がありますが、人気作の予告などを観ると一度観ている映画なのについつい見てしまうのはなぜなのか? テレビがデジタル化された現在では、デジタルリマスタ版など鮮明な映像で楽しむことができるようになってきています。映像はさらに進化し、そこまで鮮明にしなくとも十分綺麗だと思うところまで来たような気がしますが、これから先はどうなるのでしょう。

上記の映画鑑賞は地上波の場合ですが、有料の有線放送、CS、BSに加入していると選択の幅がだいぶ広がります。さらにネット回線などを利用した映画鑑賞法もあります。これらを利用するとレンタル店に足を運ばなくても映画が選べるので便利だと思われますが、出不精になる恐れもあるので健康を保つための自己管理を怠ることがないよう注意をした方がよいでしょう。

一般家庭にビデオデッキが普及するまでは、映画鑑賞と言えば映画館かテレビの二択という時代でした。さらにさかのぼり、テレビが普及する前は映画の全盛期だったはずです。当時は今とは比べものにならないほどの映画製作数があり、銀幕のスターも華やかにスクリーンで活躍していたようです。やがてテレビ放送が始まるようになると徐々に映画産業が衰退していったのでした。

今でこそ映画は息を吹き返してきた感もありますが、一時は惨憺たる状況でした。映画館も次々と廃館に追い込まれ、だいぶ数を減らしてしまいました。これまで残っている映画館でも地方の小さな映画館などは存続の危機があると言われているようです。一館でも多く存続されていくことを願ってやみません。いくら映画鑑賞が便利になったとはいえ、映画館での鑑賞が一番いいと思いますから。

新作を初めに観ることができるのは映画館での鑑賞です。大きなスクリーンで観る映画はやはり良いものだと再認識させられます。ですがここ数年は観客数が少しずつ減ってきているようです。期待の新作で動員数を増やすことが今後の課題となることでしょう。映画館での映画鑑賞と言えば気を付けたいのは、マナー違反です。飲食物で他の人の迷惑にかけてしまったり携帯やスマホのマナーモードを忘れたりしないよう、注意しましょう。

ちなみに「映画鑑賞」という言葉は「鑑」の漢字を用いますが、「映画を観る」の場合は「観」の漢字を用います。「鑑」の漢字は良いものかどうか、見分けるためのものという意味があり「鑑賞」という言葉は主に芸術に関する表現を理解するという意味があります。「観」は見えるものに対して使う漢字で、特に自然や動物などに関する風物に用います。従って「観賞」という言葉を使う時は自然のもの、動物などを見て楽しむ場合になります。

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あくびの出るような映画こそ最高のごちそう

「ふあー、さっきから欠伸しか出ないぞ。面白くもなんともない映画だ」せっかくの映画鑑賞がこんなものであったらちょっと悲しいですよね。何のために映画館に来たのかと後悔したりして。でもまあ、そんなに落胆しないでください。こんな映画に遭遇してしまったとしても、十分に味わうことはできるはずです。あなたはまだそれに気づいていないだけなのです。

欠伸の出るような映画とは、普通に考えれば退屈でつまらないものだと推測できます。でもとらえ方を変えてみればこのように言い換ええることもできるでしょう。「リラックスできる映画」だと。リラックスできるということは映画自体を楽しめるものではありませんが、上映時間中はストレスと無関係な状況にあると思っても差支えないでしょう。何なら寝てしまって、休息タイムとしてもいいのではありませんか?

映画としてはつまらないもので観る価値が無かったとしても、想定外であれ十分に映画を楽しんだと言えるのではないかと思いますが、それは間違いでしょうか? 期待した映画が外れだったということなんて、よくあることです。そんな時は映画自体をも含め、普通とは違った方向から楽しんでみてはいかがでしょう。映画はもう環境ビデオ位に割り切って、有意義に過ごすことを目標に映画館での時間を過ごす…。

よく聞く、営業マンがサボって昼寝に行くかのような感じになってきましたが、いびきをかいて周囲に迷惑をかけなければ、眠り込んでしまうのも一興。あるいは座席に座らず、空気椅子でトレーニングなんてこともやれるかもしれません。もちろん、周囲に迷惑をかけないよう、注意する必要があります。あまり突飛なことをしても外に出されてしまいますからね。無難なところでは瞑想などもいいかもしれませんよ。

しかしこうなってくると、どんどん映画から離れていきますので、そろそろ映画に戻っておきましょう。確かこの映画は「つまらない」ものでしたよね? 実際のところ、つまらない映画に当たってしまっては寝てしまう事を選んだりする人もいますよね。中には映画の面白さに関係なく不覚にも眠ってしまったという人もおられるようです。こういう場合は映画が終わった後、ご本人もちょっと残念に思われることでしょう。

眠さに抗えない場合はさておき、つまらなく感じる映画にはどう対処してみるといいのでしょうか。映画監督になったつもりで、作品を見渡してみるとか、ストーリー展開を自分なりにアレンジするとどうなるか、想像してみるとかといった、脳内補正をするなんて手もありだと思います。将来自分で映画を作ろうとか考えているのならば、その映画を反面教師として観察するという人もいたりするかもしれませんね。

それでもやっぱり飽きてしまうようであれば、ストレスを解消するためにもぐっすりお休みいただいてもいいかもしれません。ただその映画がサスペンスものやホラーものであったりする場合、あまりいい夢見心地とはいかないかもしれませんけどね。

観方を工夫すればダメな映画もこんなにも面白い!

つまらない映画なんて観たくない、そう思うのは映画好きな人間ならば当然のことです。いろいろ情報を集めて吟味して、これは面白そうだと観てみたものの、期待外れに終わってしまった映画のなんと多いこと。でもそれはもしかしたら、気のせいだったのかもしれません。今一度、これまで観てきた数々の映画を思い起こしてみてください。それは本当につまらなかったのでしょうか?

数多くの映画を観てきて、つまらなかった映画との接触を思い出すことはできますか? もしかしたら映画を観たこと自体忘れてしまっているような作品も中にはあったりしませんか? そんな印象の薄い、記憶の彼方に消えてしまったような作品は、やはりつまらないものといえるのでしょう。しかし、当時の記憶も薄れるくらいの時間が経っているのであれば、再びその作品を観た時に印象は変わっている可能性がありはしないでしょうか。

絵画などでは画家の死後、急激に評価や価値の変化が起こることがあります。映画でも主演した俳優の死後、その映像ソフトの需要が上がったりすることがあります。こういった状況でなくとも、時代によって評価が変わる映画がありますよね。人間だって時間の経過によってものの考え方や嗜好が変わってきたりします。こういうことは特に珍しいことでもなく、よく聞いたりすることですね。

そういうことであれば、以前観た映画だって時間の経過とともに印象が変わっていたとしても不思議ではありません。当時つまらなかったものでも、観返してみると満足できる作品として評価されることもあり得ますね。また嗜好が変わっただけではなく、当時は理解できなかった事象が年齢とともに経験を積んだことにより、理解できるようになったことで同じものでも感じ方に違いが現れることもあるでしょう。

もし、それを自覚できるのであれば過去に観た、つまらないと感じた映画を再び観ることをお勧めしたいと思います。当時感じたつまらなさが今となって面白さに変化しているかもしれません。この推測が当たっていたら、過去に無駄だと思われていたガラクタのごときつまらない映画が、自分にとっての価値ある宝石のように感じられることもあるはずです。あるいはつまらないと思った映画が輪をかけてつまらないと感じることがあるかも。

またひょっとしたらなのですが、当時好きだった映画や傑作と感じた映画にも変化が生じてしまっている可能性があります。こちらの場合は好きだったものがつまらなく感じてしまうかもしれませんね。またあるいは好きであった映画がますます好きになるという可能性もあることでしょう。

こうしてみると、昔観た映画が自分の感覚などの変化によってどういう印象になっているのか、実験してみたくなりませんか。これは映画だけでなく、さまざまなことに応用できそうです。でもここは取りあえず映画に絞って実験してみてください。こうした実験で自分の内面の変化を実感できることでしょう。ただ、自分の変化に驚いてショックを受けるような事態になるかもしれない事を覚悟する必要があるかもしれませんね。

そのまま観るからつまらない!つまらない映画はこう観よう

あれ、この映画ってこんなつまらないものだったの? ちょっと期待外れに感じてしまう映画なんてものは、ごくごくありふれた存在でございます。しかしそのありふれたつまらない映画の中にも、観方を変えることによって光り輝く名作となりうるものがあるのではないでしょうか。そういった映画に出会えることができたなら、今よりさらに映画を好きになることができるのかもしれません。

映画について、誰でもわかることといえば、面白いかつまらないかのどちらかの映画しか存在しないということです。映像が美しいとか、心理描写が巧みだとか、監督のセンスを感じるとか、難しいことを考えなくても面白いのかつまらないのかはそれぞれ決めることができる。そりゃあ映画の知識や原作のストーリーを知っていれば楽しさも一味違ってくるかもしれませんけれど。

でも何も知らなくても楽しむことができるのが映画というものではないですか。すべてがそうだとは言いませんが、理屈抜きで楽しめるエンターテインメントの一つが映画であると言ってもおかしくはありませんよね。そんな映画なのに、全てが面白いわけではないというのがこれまた面白い。ヒットを祈願して作ったのに、あまり日の目を見ない作品のなんと多いこと。

これまでに作られ、埋もれてしまった映画は大抵つまらない映画という、あまり喜べない状況にあります。そんな映画たちが放つメッセージが、いつか花開く時が来るであろうと祈りにも似た確信を持っているのですが、そうそう簡単には理解されるものでもありません。何といってもつまらないというレッテルを貼られてしまっては、そこから先は相手にされなくなってしまうのです。

Blogなどではつまらない映画についての魅力を伝えんとして、自身の見解を述べている方もいらっしゃいますが、たいていは食わず嫌い状態な人が多いのではないでしょうか。つまらない映画など、何の価値もありはしないと決めつけてしまっては、そこで話は終わりになってしまいます。新しい魅力、いまだ知らなかった未知の魅力が、つまらないとされている映画に含有されていることを知らないのはもったいないではありませんか。

なぜつまらないと思ってしまうのか、それは面白いものが見つからないからですね。しかしそれは多分一方向からしか映画を観ていないからではないでしょうか。一方向からだけでは保護色となって見つけにくい魅力が潜んでいることに気づかないままになっているかもしれません。それはもしかしたら製作サイドが巧妙に隠した宝物なのかも。あるいは点と点をつなげて解く、パズルのようなものかもしれません。

事実、映画の中にそのようなメッセージを含ませてある作品は意外なほど多くあるようです。こうなってくると推理物の映画の様相になってきてしまいますね。己の感覚を鋭敏に研ぎ澄まし、隠れたメッセージを探し出す。ただ映画を観るだけの楽しさより、高度な知的遊戯としてつまらないという映画に挑んでみる。そしていつか謎は解けるのです。たとえ空振りで終わろうとも、つまらないということはないですよね。

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