あくびの出るような映画こそ最高のごちそう

「ふあー、さっきから欠伸しか出ないぞ。面白くもなんともない映画だ」せっかくの映画鑑賞がこんなものであったらちょっと悲しいですよね。何のために映画館に来たのかと後悔したりして。でもまあ、そんなに落胆しないでください。こんな映画に遭遇してしまったとしても、十分に味わうことはできるはずです。あなたはまだそれに気づいていないだけなのです。

欠伸の出るような映画とは、普通に考えれば退屈でつまらないものだと推測できます。でもとらえ方を変えてみればこのように言い換ええることもできるでしょう。「リラックスできる映画」だと。リラックスできるということは映画自体を楽しめるものではありませんが、上映時間中はストレスと無関係な状況にあると思っても差支えないでしょう。何なら寝てしまって、休息タイムとしてもいいのではありませんか?

映画としてはつまらないもので観る価値が無かったとしても、想定外であれ十分に映画を楽しんだと言えるのではないかと思いますが、それは間違いでしょうか? 期待した映画が外れだったということなんて、よくあることです。そんな時は映画自体をも含め、普通とは違った方向から楽しんでみてはいかがでしょう。映画はもう環境ビデオ位に割り切って、有意義に過ごすことを目標に映画館での時間を過ごす…。

よく聞く、営業マンがサボって昼寝に行くかのような感じになってきましたが、いびきをかいて周囲に迷惑をかけなければ、眠り込んでしまうのも一興。あるいは座席に座らず、空気椅子でトレーニングなんてこともやれるかもしれません。もちろん、周囲に迷惑をかけないよう、注意する必要があります。あまり突飛なことをしても外に出されてしまいますからね。無難なところでは瞑想などもいいかもしれませんよ。

しかしこうなってくると、どんどん映画から離れていきますので、そろそろ映画に戻っておきましょう。確かこの映画は「つまらない」ものでしたよね? 実際のところ、つまらない映画に当たってしまっては寝てしまう事を選んだりする人もいますよね。中には映画の面白さに関係なく不覚にも眠ってしまったという人もおられるようです。こういう場合は映画が終わった後、ご本人もちょっと残念に思われることでしょう。

眠さに抗えない場合はさておき、つまらなく感じる映画にはどう対処してみるといいのでしょうか。映画監督になったつもりで、作品を見渡してみるとか、ストーリー展開を自分なりにアレンジするとどうなるか、想像してみるとかといった、脳内補正をするなんて手もありだと思います。将来自分で映画を作ろうとか考えているのならば、その映画を反面教師として観察するという人もいたりするかもしれませんね。

それでもやっぱり飽きてしまうようであれば、ストレスを解消するためにもぐっすりお休みいただいてもいいかもしれません。ただその映画がサスペンスものやホラーものであったりする場合、あまりいい夢見心地とはいかないかもしれませんけどね。